岸和田のだんじり祭をかわきりに、10月には南大阪各地で秋祭りがたけなわとなります。
私の地域ではやぐら祭りです。「だんじり」が四輪に対して「やぐら」は大きな二輪で動きます、狭い道や坂道でもコントロールしやすいためだそうです。
昼間は勇壮なだんじりの「やり廻し」や派手なやぐらの「まわせ」が各地でみられますが、夜になると子供達がやぐらに集まり、太鼓と笛にあわせて音頭を唄い踊ります。「だんじり」ではあまり見かけたことがありませんでした。
この地域に私は幼い頃から暮らしていなかったので、祭りに参加したこともなく、何も知らずに以前は「だんじりに比べるとやぐらは迫力ないな」と思っていたのですが、提灯のあかりにともされ音頭にあわせて光り物をつけた子供達が唄いながらハネコのように踊るのが、実にリズミカルでかわいくて、今年も日が暮れてから見物に出かけました。
祭りが近づくと通りのあちこちに提灯が吊るされ雰囲気を盛り上げます
誰でも交代で太鼓が打てます
各地域のやぐらの装飾もみどころ