いろいろと大変な世の中ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
こう見えて実はじっと引きこもって過ごすのが大の苦手なワタクシめは、
カラオケ屋休業無期限のお知らせを見て愕然としてました・・・
そんな中、無観客とはいえ通常営業してくれているのが競馬!
みなさんは競馬に対してどんなイメージをお持ちでしょうか?
「競馬なんて馬券買ってなんぼやん!」
「興味はあるけどなんか難しそう・・・」
今回はそんな方たち向けに、
馬券以外の側面も含めた、競馬の醍醐味を紹介したいと思います!!!
■競馬場はこんなにキレイ!
みなさんは、競馬場と言うとどんなイメージを思い浮かべますか?
赤ペンさした年配のおっちゃんたちであふれかえる
みたいなイメージの方もまだまだ多いかと思いますが、
競馬場にはこんなきれいなスポットもあるんです!!
これは京都競馬場のパドック。
出走前の馬たちがぐるぐる周回を続けます。
これを見て何かがわかる人もいれば、
「ただ馬が歩いてるだけやん」な人もいます。
たぶん、どちらも正しいです。。
京都競馬場のシンボルタワーの時計台。
テレビでパドック中継のときによく映し出されるイメージがあります。
結構年季が入った感じですね(^^
阪神競馬場のセントウルガーデン。
この庭の名前を模した「セントウルS」というレース名もあります。
ちなみに競馬場には中央と地方があり、
京都・阪神・東京・中山などは中央、
園田・笠松・大井などは地方にあたります。
かつては中央はのほうが地方よりきれいで客層も若いイメージがありましたが、
最近は地方競馬もかなりキレイに整備されてきていてオススメです!
無観客開催中の今は競馬場に入ることはできませんが、
再開することになった日には、ぜひまた訪れてみたいもんです。
■サラブレッドの歴史
現代競馬で活躍している馬といえばみなさんご存知のサラブレッドですが、
その祖先を遡ると、
ダーレーアラビアン
ゴドルフィンアラビアン
バイアリーターク
の、通称「三大始祖」と呼ばれる3頭に行き着くんです。
ちなみに、現代の日本の競走馬は、
父親の系統で見るとほとんどがダーレーアラビアンの子孫ですが、
かつて一斉を風靡したシンボリルドルフ・メジロマックイーンはバイアリータークの子孫で、
三冠馬オルフェーヴルや、ゴールドシップといった名馬の母親の系統として、
現代競馬にもその名を残しています。
また、先日の皐月賞を勝ったコントレイルの
母親の母親(要はおばあちゃんです)の系統をたどっていくと、
ゴドルフィンアラビアンに行きついたりもします。
・・・みたいな感じで普段のレースを注目していくと、
競馬のまた違った一面を楽しめそうですね(^^
■名レースベスト3
最後に個人的に選んだ、名レースベスト3を紹介します。
1位:セイウンスカイの菊花賞
菊花賞は京都の3000mという長距離コースで行われるレースですが、
2000mの皐月賞を勝ち、2400mのダービーで4着に敗れたセイウンスカイは、
秋初戦の京都2400mのレースを勝つも、距離が持つのか不安視する声もありました。
レースではかなりのハイペースで飛ばした末に、
3分3秒2という当時のレコードで見事逃げ切り勝利。
ちょっと渋めの血統が気に入ったのでずっと応援してましたが、
この時は心底うれしかったです。
2位:ブロードアピールの根岸S
1位のレースとは対照的に、こちらは後方からの見事な追い込みが決まったレース。
追い込みが決まりにくいといわれているダート(砂)のレースですが、
直線で怒涛の追い込みを見せ、最後方から10何頭をごぼう抜きするという見事なレースを見せました。
この馬もブロードブラッシュという渋めの血統なのもポイントです。
3位:マルゼンスキーの日本短波賞
実はこのレース、私めがこの世に生を受けた翌日に行われたレースらしいです(←年がバレる・・・)
当時ダービーに出走する権利がなかった外国産馬のマルゼンスキーが、
圧倒的人気にこたえて勝った、感動の一戦ですね。
どうでしょう?少しは競馬のロマンを感じ取っていただけましたでしょうか・・・?
まだまだ競馬には語りつくしたい魅力がたくさんありますが、今日はこのあたりで!