故郷の成都市は中国南西部にある四川省の省都です。
コロナ禍の影響で4年間も帰省できず、ようやく昨年9月末、地元に戻ることができました。成都の急速な発展ぶりには驚かされ、私の記憶の中にある街とは随分違う様子になっていました。
古い建物が取り壊され、新しいビルが建設される一方で、歴史的な建造物や伝統的な街並みも大切に保存されています。
例えば、寛窄巷子という古い街並みが再開発され、観光地として多くの人々に愛されています。
ここでは、伝統的な建築様式を楽しみながら、現代的なショップやカフェでのんびりとした時間を過ごすことができます。
成都は美食の街として知られ、特に四川料理は世界的に有名です。
火鍋、麻婆豆腐、担担麺など、ピリッと辛い独特の料理が多く、生活のペースが実にのんびりしています。
街の至るところにある小さな食堂や屋台で、地元の味を堪能できるのは幸せなことです。
特に、親と一緒に訪れた火鍋店での食事は、昔と変わらない味と香りに、懐かしさが込み上げてきました。